一度治した歯がまたむし歯になるのはなぜ?🤔
一度むし歯を治療したからといって、元の歯より強くなったわけではありません💦
むしろ治療をしたことのない天然歯よりも、構造的に弱くなっており、多くの場合、むし歯の再発が起こります。
これを“二次むし歯”といいます。
例えば、保険治療でよく行われる銀歯の治療の場合、平均2〜7年ほどでむし歯の再発が起こります👿
当然、治療を重ねる毎に健康な歯の面積がなくなっていくので、生涯で何度も治療ができるわけではありません❗️ ※大体、生涯で3〜5回くらいまで。初めて歯を削ってから20年ほどで歯を失う計算になります😵
〜二次むし歯の原因〜
※使用材料
・・・保険治療で使用する銀歯やプラスチックはむし歯の原因となるプラーク(歯垢)が付着しやすく、おまけに錆びたり吸水したりするので必ず劣化する素材です。
※お口の中の環境
・・・歯の汚れが綺麗に取れていなかったり、唾液が少なくなったりすると、むし歯は再発しやすくなります。また、糖分の摂取が多くなると、むし歯の再発リスクは高まります🍰🍭
※治療技術
・・・もちろん歯科医師の治療の精度や、人工の歯を作る技工士の技術も、むし歯の再発リスクを左右します。
〜二次むし歯を予防するには〜
※むし歯になりにくい材料を使用する
・・・保険外診療になりますがセラミックやゴールドは、プラーク(歯垢)を寄せ付けない抗菌性がある上、分子が安定しており劣化しません。
歯を傷めることもなく、再発リスクをグッとおさえてくれます😊
※定期メインテナンス
・・・ご自身では取りきれない汚れをしっかり落とすと共に、少しでも早い段階でむし歯を発見することがとても大切です。
特に二次むし歯は痛みが出ないことも多く、ご自身で何か感じた時には、かなり悪くなっているケースも多いです😣
とにかくむし歯は早期発見と予防が非常に大切になります。
一旦、治療が終了している方でも、しばらく歯科医院にかかっていない方は要注意です。
この機会に是非、かかりつけ医で定期検診を受けてくださいね💁♂️